【40代からのリスキリング】未経験からIT業界への転職成功までの道 【前編 リスキリング編】

7月(2023年)からIT会社へ転職することができました。
もと不動産キャリア、非IT業界の40代がどのようにしてIT業界へ転職できたか、リスキリングや、転職活動の過程など共有できればと思います。40代で現職に悶々としているかたなどに参考にしていただくと嬉しいです。

1. リスキリングの概要

転職活動まではプログラミングの学習や、ブログで過去アップしている通り、資格習得などを行っていました。
IT学習開始が2022年8月、転職活動開始が2023年4月なので、リスキリング期間は約9ヶ月間。

といってもプログラミングや資格の学習のみしていたというわけでもなく、ちょうど第一子が誕生したので育児をしたり、不動産投資で築古戸建の再生などもやっていました。

振り返れば、以下のような感じです。


リスキリング期間~オファー受領まで

22/8月:IT学習開始。python基礎の学習開始
・9月~11月: pythonわからん⇒資格勉強に走る。基本情報技術者試験G検定統計検定2級に合格
・’22/12月~23/1月:興味があったスクレイピングのコーディング開始/コーディングでつまづくことが多く、メンター開始
・1月下旬:いましかないでしょ、統計検定準一級勉強開始(資格取得集中のためメンター中断)
・3月中旬:統計検定準一級取得/メンター再開
・3月下旬:株式投資システムトレーディングのコーディング開始(未了)
・4月上旬:転職活動開始/GCI Summer2023受講開始
6月上旬:オファー受領

2. メンターサービスの活用について


スクレイピングを独学で進めていて、エラーなどつまづくことが多かったので、メンターサービスを活用させて頂きました。メンターサービスとは、webで好きなメンターを探して月額でフォローが受けられるものです。今回はこちらのwebサービスを利用しました。

私は、コーディングの相談+転職のアドバイスを中心に、web面談が月に2回程度+チャットというメニューでした。
さらに、IT業界の通例のような話しも得ることができて、大変ありがたかったです。

今となってはGPTの台頭により、コーディングのエラーの原因の追究はGPTでほぼ担えるので、今後はコーチングの要素のほうが大事になってくるんだろーなと思います。

なので、単なるエラーコンサルティングというより、定期的な面談・報告の機会を通じて、適度なプレッシャーを感じ、やる気の後押し、やだらだらの回避ができると捉えて取り入れるのが良いと感じました。お金はかかりますが、目標達成の近道になるとは思います。(これはGPTでは代替できません。)

3. GCI(東京大学グローバル消費インテリジェンス)について

AIの権威・東京大学の松尾研究室が主催する無料の講座です。(私が参加したのはこちら。)
データサイエンスの基本と、データサイエンスを活用したマーケティングの講座です。
Pythonのコードは書ける前提で授業が始まりますので、完全に初学者はきついと思います。(といってもやる気があればいけます。)

特徴は、講師の方たちが大変献身的で、講座のクオリティが高く、また、参加されている受講生も意識が高い人ばかりです。
そのため、レベルの高い環境に引っ張られて自分の意識が上がります。

また、 Kaggle方式のコンペが講座中2回開催されますので、コンペを通じて実際のデータサイエンスの流れも経験することができます。

この講座の受講は転職活動引いては個人のスキル上昇にとても役立ちました。
転職活動では、アピールできるものはなんでも記載するというのが鉄則ですので、まだ講座は修了していない段階でしたが、「”東京大学”の松尾研主催のGCI受講中」と職務経歴書に記載して、アピールに徹しました。この業界では知らない人がいないくらい有名な先生なので、面接時で話しのネタにはなる可能性があります。面接の際にも反応が良かった気がします。

GCIは受講できる門戸が狭い(社会人が対象外。学生、社会人学生、ライフイベント(介護・育児等)休職者が対象)ですが、もしご自身に資格があって、python初学者であれば、受講するのをおすすめします。年に何回か実施しています。

4. リスキリングの振り返り

リスキリング期間中は、家族(嫁さんと、坊や👶)がいてくれたおかげで、そんなに気を張らず、一喜一憂しながら楽しく頑張ることができたなと思います。自分の可能性を信じてくれた嫁さんに感謝です。。
後半もお楽しみに。

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